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【NHK大河ドラマ】「真田丸」完全版第壱集:安土桃山時代

真田丸 完全版 第壱集 [Blu-ray]

真田丸 完全版 第壱集 [Blu-ray]

  • 発売日: 2016/07/20
  • メディア: Blu-ray

源次郎。
おぬし、わしのようになりたいといつぞや申しておったな。
これだけは言っておく、わしのようにはなるな。
 ――真田信尹(演・栗原英雄

データ

ジャンル:歴史ドラマ
主人公:真田信繁(演・堺雅人
主な歴史人物:真田昌幸(演・草刈正雄
 真田信幸(演・大泉洋
 真田信尹(演・栗原英雄
 矢沢頼幸(演・迫田孝也
 高梨内記(演・中原丈雄
 室賀正武(演・西村雅彦)
 出浦昌相(演・寺島進
 上杉景勝(演・遠藤憲一
 徳川家康(演・内野聖陽
 北条氏政(演・高嶋政伸
時代背景:安土桃山時代(戦国時代)
 天正10年2月28日(1582年3月22日) - 天正13年8月20日(1585年9月13日)

紹介

 平成28年度(2016年)大河ドラマ。第壱集は第一回「船出」から第十二回「人質」までを収録。
 武田勝頼(演・平岳大)の滅亡後、信濃国小県郡(現・長野県小県郡)の国衆・真田昌幸織田信長(演・吉田鋼太郎)に従い、滝川一益(演・段田安則)の与力となって生き残りを図る。
 しかし、その信長が本能寺で討たれた。空白となった信濃上杉景勝北条氏政徳川家康が三つ巴となって一斉に食指を伸ばし、小県郡も混乱の渦に巻き込まれる。
 真田源次郎信繁、後世で真田幸村として知られる勇将が主人公。しかし、源次郎もその兄の源三郎信幸(信之)もまだまだ若年で、父の真田昌幸が生き残りのために苦闘する姿を息子として近くで眺めることしかできない。

 信長の横死からはじまる複雑怪奇な天正壬午の乱を、デフォルメしているとはいえ非常に誠実に描いていて面白い。真田昌幸の表裏比興が縦横無尽に発揮され、室賀正武出浦昌相らの同僚国衆のみならず、上杉北条徳川という大大名たちさえも振り回される姿が爽快。そして未だ何者でもない若き真田源次郎も、そんな父の姿に憧れて生兵法を父や兄に披露して褒められ、いい気になっているような子どもだった。
 しかし、春日信達(演・前川泰之)や室賀正武(演・西村雅彦)が父昌幸や叔父信尹の奸計で討ち果たされるのを目の当たりにし、源次郎は戦国の世の恐ろしさを知り、武将として成長を見せていく、

 草刈正雄の演じる真田昌幸が、表裏比興の者の異名にふさわしく、飄々としていながらも大大名たちに遜色のない威厳を放っていて、番組の空気を引っ張っていってくれる。主人公の陣営がするとは思えないほど、えげつないド外道のような計略を弄しても、どこかお茶目で愛嬌のあるキャラクターを発揮しているのが今作の白眉。
 また、その父のそばでいつも呆れたような顔をしたり驚愕に目を白黒させたりする大泉洋の真田信幸もいい味を出している。大泉洋はこういう生真面目な振り回され役がよく似合う。

時代設定

第一回「船出」の冒頭が天正10年2月28日(1582年3月22日)の武田勝頼の諏訪地方放棄。
第十二回「人質」が徳川家康が真田討伐を発する天正13年8月20日(1585年9月13日)まで。

書誌情報

放送局:NHK
タイトル:真田丸 完全版 第壱集
発売元:NHKエンタープライズ
販売元:ポニーキャニオン
発売年:2016.7
備考:

関連作品

本作同様、三谷幸喜脚本の大河ドラマ。(2004年)

新選組 ! 完全版 第壱集 DVD-BOX

新選組 ! 完全版 第壱集 DVD-BOX

  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
武田家臣・山本勘助が主人公の大河ドラマ。(2007年)
真田昌幸の父・真田幸隆(演・佐々木蔵之介)が主要人物として登場する。
その他、武田勝頼の父・武田信玄(演・市川亀治郎猿之助))、上杉景勝の養父・上杉謙信(演・GACKT)、北条氏政の父・北条氏康(演・松井誠)、春日信達の父・春日虎綱(演・田中幸太朗)など、本作の一世代前の物語が描かれる。

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三谷幸喜の小説。本能寺の変の事後処理である清州会議を描いている。
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